Kindle Oasis vs Paper white 比較(画面、動作、反応等)

 

Kindle Oasis、2年位、あるいはもっと前からかもしれませんがずっと気になっていた存在でした。今回は僕がPaper white からOasisに乗り換えた感想等を書きたいと思います。

 

 

 

Kindle Oasisを使ってみた感想

*paper white第7世代、Oasis第10世代比較

動作は変わらずもっさり(paper whiteと全く同じ1テンポ遅れた反応)

 

購入にあたって一番期待していたのは画面の反応速度でした。paper whiteを使用しているとあまりにも動作が遅くその点だけは使い辛さを感じます。

しかしレビューをみると反応速度についてはあまり思わしいものはありませんでした。

それでもやっぱり3万円も出すのだから少し位は早いんじゃないか。そしてその少しというのが案外快適なものなんじゃないか。そんな期待がありました。

しかしやはり駄目でした(笑)

paper whiteと同じで、タッチしてから1テンポ遅れたもっさりとした反応は体感レベルでは全く変わりませんでした。

 

1インチの差が割と快適

paper whiteと比べてOasisは1インチサイズが大きいです。たった1インチですがこの差が割と大きく、別世界です。それだけで大きな価値を感じました。

Oasisを手にすると全く読書体験が変わりました。そうまで言ったら大袈裟ですが、個人的にはそう感じています(笑)

以前僕にはiPad miniで読書をしていた時期がほんの少しありました。普段は文庫本サイズの本しか読まないのですが、その時に体験した読書の楽しさは忘れがたいものがありました。

本のサイズ、文字のサイズが大きいだけでこんなにもという位に読書に没頭する事ができ、本を読む事がいつもより増して楽しく感じました。

しかしただ一つだけ問題がありました。それはあまりにも目が疲れてしまうという事です。

目を近づけ過ぎてしまうような読み方が悪いのかもしれませんが、こんな事を習慣にして続けてしまったら目に致命的な欠陥を抱えて生きていく事になると思い、以降は紙の本とkindle paper whiteでの読書を続けました

 

あとはどうでもいい

他にはpaper whiteと比べてOasisには以下のような特徴がありますが、それ程購入の動機になるようなものには感じませんでした。

 

・ページめくりの為の物理ボタンが2つ(進む/戻る)できた

・薄くなった

・材質がアルミに変わった

・防水になった

 

ただ、使っている内に物理ボタンに関しては漫画のようにどんどん次のページに読み進めるような本に関してはあると便利な気がしてきました。

画面サイズも大きく漫画を読むのにはかなり適しているんじゃないかと思います。

ちょうど最近漫画に興味が湧いてきたところなのでKindleでの漫画生活を楽しんでみようかと思っています。

 

 

 

Kindle Oasis VS Kindle paper white 画面比較

 

参考に無料書籍の画面写真を掲載します。

 

画面比較(文字サイズ4)

papaer whiteは横幅が狭いので、読みやすい大きさの文字で表示するとやたら改行が増えてしまいます。日本語の本は縦書きで何のストレスもなく、むしろkindle paper whiteはかなり重宝していたのですが、洋書になるとどうしてこんなサイズが主流なのかと首をかしげるところがありました。

 

画面比較(文字サイズ5)

その点Oasisは画面がかなり広く感じ、非常に読みやすく、文字サイズを1つ上げてみても不自然になりません。サイズも含めて本当に紙の本を読んでいるような気分に浸る事ができます。(正直こういう画面を比較した記事を読んでもそこまでピンとくるところがなかったのですが、実際に手にとって読んでみるとそれなりに違ってはいるものなのだと言う事がわかりました。)

 

画面比較(文字サイズ3)

文字サイズを小さくしてしまえば当然paper whiteも改行は少なくなりますが、個人的には窮屈でとても読んでいられません。

 

 

Kindle Oasis 広告ありモデル、広告なしモデルの選択

 

購入の際は広告ありモデル、広告なしモデル(2,000円高い)という選択があり、少し悩まされるところでしたが、どんな広告か見てみると大したものではなさそうだったので広告ありのモデルを購入しました。

 

これが広告画面ですが、電源を入れてこの画面をスワイプすればすぐに本が開いた状態になります。

 

 

 

Kindle Oasisに足りないところ

iPadより0.9インチ小さいところも引っかかっていたところではありましたが、使ってみると快適で全く気になりませんでした。他に何かの改善を望むとしたら以下のような機能です。

 

・USB type-C充電

・タブレット並の反応速度

・immersion readingの対応

・(iPad miniと同じ)7.9インチ版の発売

・スピーカー、イヤホンジャック搭載

 

 

 

実はオーディオブック機能(audible)も使える?!

 

今まで全く知らなかったのですが、実はOasis, paper white共にオーディオブック機能もあるようでbluetoothでイヤホンを接続する事ができます。(イヤホンジャックは搭載されていません)

 

ただこの機能は日本のアマゾンアカウントでkindleにログインすると使えないようです。

 

使用するには海外のamazon.comのアカウントが必要になります。

 

 

 

 

Kindle Oasisを買う前に思っていた事

Kindle Oasisはpaper whiteと比較すると防水仕様で1インチ大きく、ページめくりの為の物理ボタンがあるといったところがどこのサイトでも書かれているところです。

僕は風呂でゆっくり本を読みたいんなんて全く思わないので防水なんてどうでもいい機能でした。気になっていたのは反応のスピード。マーカー、単語帳、辞書といった機能を使う時の動作があまりにも遅いのでそこが解消する上で1インチ大きくなるなら3万円出すのも長い目で見れば許容範囲かと思いながら悩んでいたところでした。

ところがレビューをみると反応速度についてはあまり思わしいものはなかった為、そのうちにipad miniと同じサイズのkindle paper whiteが出るんじゃないかという期待を抱いて待ち続けていたところでした。

しかしそんなものはいくら待てど一向に発売されず、新サイズの機種の噂さえ持ち上がりませんでした。

そして2年以上の月日が経ち。。。その間にも何度かKindle Oasisに興味を惹かれる周期(そんな定期的なものがあったのか分かりませんが)がやってきました。

いくら見たってどうせ買わないんだからまたこんな無駄な時間を過ごしても仕方がない。

そう思っていた矢先、自分でも意外でしたが、今回は気持ちがいつもより多少強く動いたのか画面で商品をカートに入れて購入ボタンを押すところまで手が動いていました。

手に入れた感想としては率直にとても良い買い物でした。

Oasisが高いのは防水機能があるから。そんな機能を必要としない自分が1インチ画面を大きくするだけで3万円を払うなんて、動作スピードももし早くならないなら(ならなかった訳ですが)ただバカを見るだけ。購入前はそんな懸念が消えませんでしたが結果的に良い買い物が出来て良かったです。

 

 

それではまた