【シンガポール生活】大統領官邸 一般公開日

 

シンガポール では大統領官邸が年に5回一般公開されています。

 

四年近く住んでいながら一度も行った事がなかったので旧正月のタイミングで行って見る事にしました。

 

 

すると官邸の門前には百人近くの列が。

 

 

 

 

 

こんなに人の集まるイベントだったとは知らず驚きました。

 

 

炎天下の中、半ば嫌々行列の最後尾へ(笑)

 

 

 

 

中に入るとすぐ荷物検査があり、空港と全く同じような形で4つのセキュリティゲートが設置されていました。

 

 

そして荷物検査が終わって先へ進むとゴルフができそうな位の広大な庭地が広がっていました。

 

 

 

 

小さな中庭程度のものがあってすぐに官邸があるようなイメージを抱いていたので、大分想像を裏切られる光景でした。

 

 

 

 

 

来てよかったです。

 

 

普段は人気のないゲートの前に警備員が立ち、中の様子など伺い知れません。

 

 

何か重々しくて人を寄せ付けない雰囲気が漂っているイメージの場所ですが、そんなゲートの先にこんなのびのびとした芝地が広がっているとは思いもしませんでした。

 

 

傍の方には池もありました。

 

 

 

 

こんな木も。

 

 

 

 

自由に枝を伸ばしているだけのようでいて何かデザインされたような枝葉、不完全なバランスが綺麗です。

 

 

池にはアヒルも。

 

 

 

 

そして変わったデザインのベンチ。

 

 

 

 

あまりにも日差しが強く暑すぎた為、腰をかけて休むわけにはいきませんでしたが面白い形です。

 

 

中間ゲート。

 

 

 

 

白一色なところがシンガポールらしくて綺麗です。

 

 

ちょっとした庭園もありました。

 

 

 

 

道を進むと途中にはテントが設営され、色々と展示されたり売られたりしていました。

 

 

 

 

野生生物保護団体による展示

 

 

 

 

イグアナ

 

 

 

 

Istana(官邸)シャーベットもありましたが残念ながら既に売り切れでした。

 

 

 

 

その他、マグカップやキーフォルダー等、色々と官邸特製グッズが並んでいました。

 

 

 

 

官邸グッズというのも何か滑稽ですが(笑)

 

 

実は家を出た頃からとにかく喉が渇いてカラカラでした。

 

 

水が飲みたくて仕方がなかったのですが、敷地内には水はおろか何も飲食物は売られておらず、かろうじて見つけたシャーベットも売り切れ。

 

 

もう干からびてしまいそうでした(笑)

 

 

その後も南国の容赦ない陽射しに次第に体力を奪われながらも、どうにか獅子舞を見るまでは帰るまいと気をごまかして敷地内を見て回りました。

 

 

そうして歩いていると大きなテントが張られているのが見えました。

 

 

 

 

 

中に入ってみると筆で文字を書いている方が。

 

 

 

 

一枚5ドルでチャリティの為に売られているようでした。

 

 

 

 

さらに先に歩いて行くと行列が。

 

 

 

 

官邸に入るには別途チケットを並んで購入する必要があったようで、これがまたすごい行列でした。

 

 

150人ほど並んでいたのではないかと思います。

 

 

ここまで来たので列に並びました。

 

 

公開されていたのは官邸のごく一部のエリアでしたが、綺麗なシャンデリアが贅沢に並んだ客間、ティーカップ、壺等、貴重なものを見る事ができました。

 

 

 

 

残念ながら館内の写真撮影は禁止されていました。

 

 

なので建物のショットをもう一枚お楽しみください(笑)

 

 

 

 

官邸前には見たこともない花が咲いていました。

 

 

 

 

まるで宮廷の庭園のようです。

 

 

 

 

その向こうには噴水広場が。

 

 

 

 

この噴水の近くで獅子舞ショーが始まるまでの間、30分ほど休みました。

 

 

 

 

腕に噴水の水を浴びせかけていると暑さがしのげました。

 

 

目の前にごぼごぼと湧き出る水

 

 

こんなにも渇ききったこの喉にはたった一滴でさえその水を飲む事ができないのか。。

 

 

そう思うと何だか堪えるものがありました(笑)

 

 

喉の渇きは限界でくらくらです。

 

 

ちょっと官邸前の方を見てみると獅子舞の為の足場が設営されていました。

 

 

 

 

こんなところを獅子をまとって視界の悪い中飛び移らなければならないのはハードそうです。

 

 

中央の柱は大分離れていて難易度が高いように見えます。

 

 

かなり高さもありました。

 

 

 

 

噴水の付近ではコーラス隊のショーが催されており、真っ赤なシャツやピンクのシャツを着たシンガポール の方々が中国語の歌を歌っていました。

 

 

 

 

振り付きです \(- v -)/

 

 

 

 

コーラスショーが終わると程なくして太鼓の音が響き渡り、遂に獅子舞のショーが始まりました。

 

 

少し見たら帰ろうと思ったのですが、割と惹きつけられるものがあり、結局最後まで観てしまいました。

 

 

前脚役と後ろ脚役の2名で柱の上を跳ねて飛び移ったりするのですが、意外とアクロバティックな動きも必要とされるのが見て取れました。

 

 

20歳くらいの若者達が炎天下の中で頑張っていた事もあり感心するところがありました。

 

 

 

 

獅子舞は中に二人の演者が入っているのですが、よく見ると肩車のような事をしています。

 

 

 

 

そして見えるでしょうか、獅子舞の口から観客に向けてぽーんとみかんが飛び出しました。

 

 

 

 

 

縁起物のようなのでキャッチできた人はラッキーです。

 

 

しかしこんな高いポールの上で肩車なんて本当によくやれるものだなとうならされます。

 

 

 

 

 

最後にポールから降りる時はバク転のような事もしていました。

 

 

垂れ幕の巻物を加えてクラッカーでおめでたい演出も。

 

 

 

 

ショーの後は演者の挨拶があり、写真攻めです。

 

 

 

 

 

獅子舞ショーが終わった後はさすがに炎天下で喉の渇きと体力の消耗が限界を超えていました。

 

 

そそくさと官邸を後にして近くの小さなバブルティー屋のようなところへ逃れるように入り、冷たいアボカドスムージーを飲みました。

 

 

悲鳴をあげていた体もここで十分休めることができました。

 

 

つい席でそのまま眠りに落ちてしまい、うたた寝をしてしまったくらいです(笑)

 

 

官邸の見学に行く際はぜひ山登りに行くようなつもりで水を持ち込む事をお勧めします。

 

 

陽射しの強さを知ってか、日傘をさしている方も多くいました。

 

 

日傘といってもこちらの方はビニールでできた普通の雨傘をさしています。

 

 

雨にも対応できて合理的といえば合理的かもしれません。

 

 

わざわざ日を避けるためだけにしか使えない綺麗な布地の日傘をさす日本人も粋な気がします。

 

 

 

そんなところで。

 

 

 

 

それではまた