今日は良い天気です。
バックパッカー宿は明るい日差しに照らされてまるで立派な城のよう。
宿のカフェテリアスペースはこんな感じで広々としていて落ち着きます。
朝食は5ポンドで食べられました。
朝食のパンやジャム等がずらり
このクロワッサンがあまりにもうまいのでびっくりしました。
とてもバックパッカー宿で出されるものとは思えない程のレベルです。
もうそれは行列のできる有名なパン屋のものとでも思える程のものだったので3つも食べてしまいましたw
外にはオープン席も。
11月はちょっと寒いですが、暖かい季節になったらリラックスできて良さそうです。
中庭にいるだけでも本当に綺麗で雰囲気のある宿です。
とりあえず今日はバスで観光スポットのOxfordに行く事にしました。
電車だと往復50ポンド位かかりますがバスなら15ポンドなのでバスにしました。
チケットはネットで買えたのですが、ちょっと変わっています。
購入したチケットを使うにはアクティベーションをしてそれを1時間以内に使わないと無効になってしまうようでした。
SIMは持っていなかったのでwifiのある宿でアクティベーションをするしかありませんでした。
バス停は宿から徒歩20分。。
1時間あれば普通は十分だ。。
でもどうせ道に迷うんじゃないか。。
バス停は見つかるだろうか。。
間に合わなかったら。。
そう思い、宿でアクティベーションボタンを押した後は必死にバス停へと走り始めましたw
こんな感じでカウントダウンが始まります。
走る途中も景色が良いので楽しめました。
宿の近くは広い公園です。
公園には大きなチェスで遊べる中庭も。
こんなところを毎朝散歩する生活が送れたらいいのに。
なんて思いながらついつい足を止めて写真を撮ってしまう位にいい公園でしたw
でも急がないと!
木々の葉は黄色に色づく秋の季節。。
案の定バス停はどこにあるのか全くわからず、息を切らして同じ道を行ったり来たり駆け回るはめに。
それでもぎりぎりなんとか見つけました。
朝から本当に疲れましたw
2時間で到着、ここがOxford
有名なChrist churchはバスを降りてすぐのところだったのでまずはここから観光をスタートする事に。
敷地内を歩いていると脇は庭園のようになっていて綺麗でした。
紅葉や柳の木があってまるで日本庭園のような風景です。
こんな場所まできてこういう光景が見られるとは思いませんでした。
ゆるやかな階段を登って進むと綺麗な建物が見えてきました。
さらに進んで教会の入り口へ。
広大な中庭、圧巻です。
中に入ってみると。。
広くて大きな教会。
反対側には巨大で立派なパイプオルガンが。
ステンドグラスの厳かなフロア
祈りを捧げる席です
聖書が並べられています。こういう光景は初めて見ました。
窓や天井の何とも言えない石の彫刻が綺麗です。
小さな中庭もありました。
中庭から見る塔の眺め
中にギフトショップなんかもありました。
万国共通?
しー、のポーズ。
分かりやすいw
階段を登っていくとこんな空間が
ここも天井のデザインが綺麗です。
図書館もありましたが残念ながら中には入れず。
教会の見学を終えて街をぶらぶら。
University church of St Mary the Virgin
(official church of Oxford University since the 1200s)
Radcliffe Square
Bodleian Libraries
ここはハリーポッターの撮影で使われた有名な図書館のようです。
図書館ツアーなんかもあるようなのですが、残念ながら今日の分は売り切れ。
人気のようなので事前予約をした方が絶対に良さそうです。
とりあえず中庭やギフトショップだけは見る事ができました。
ギフトショップでは気になるものを発見。
USBで充電できる本型ライトです。
本のように閉じる事もできます。
買いませんでしたがあまりにも欲しくてその場からしばらく動けなくなりましたw
その後はまた外をぶらり。
旅行ガイド本には載ってませんでしたが科学博物館があったので何となしに入ってみました。
天体観測の為の器具が色々と飾られていました。
ポーランドのコペルニクス博物館を思い出します。
博物館を出て今度はアートショップへ。
面白いバッジを発見。
またあまりにも欲しくてしばらく動けなくなりましたw
まあ買わないんですが。
こちらはコースター。
真ん中の2枚が気になって仕方がなかったですw
また別の店に入るとこんなぬいぐるみを発見。
珍しいですがじゃがいものぬいぐるみのようですw
でもただのじゃがいものぬいぐるみではありません。
こんな風に便利に使えて片時も離さない相棒になってくれるみたいなコンセプトのようです。
背面ポケットにはビールやリモコン、スマホを入れよう!という感じのイラストが。
それにしてもビール?
何故?!w
ぶらぶらしていると割と賑わっている通りもあります
そうでもないようなところもたくさんありますが
こちらは雅子様も学ばれたBalliol colledge
雅子様が歩かれたのと同じ庭園を歩いたり同じ風景を見る事ができるなんて何だか不思議です。
中庭はこんなに広く秋の黄色い葉でいっぱいになっていました
こちらはダイニングホール。柔らかい光で落ち着きます。
大学校舎を歩いた後はレバノン料理の売店で昼食。
Halloumi wrapというものを頼んでみました。
写真の見た目から鶏肉かと思ったのですが違いました。
Halloumi というのは羊とヤギのミルクから作ったチーズのようです。
レバノン料理を食べるのは初めてでしたが気に入りました。
機会を作ってもっと試してみたいです。
またぶらぶらと歩き。。
ここがポテト君を見つけた一番活気のある通りです。
Marketと呼ばれる生鮮品や日用品等のいくつか小さな店の入ったような場所も見れました。
肉屋
八百屋
帽子屋
アートショップ
花屋
雑貨屋
中段のトナカイ眼鏡がちょっと欲しくなりましたw
Marketを見た後道を歩いているとOxford大学グッズの店を見つけました。
こんなものがあるんだなとちょっとびっくりしました。
オフィシャルグッズを買いたいと思う人がいてこそなのでさすがはOxfordです。
だんだん暗くなってきました。
色々と魅力的なものがあるので夢中で歩き回っているうちに時を忘れてしまう街です。
1日の終わりには聖歌隊を見る為に今日最初に見た教会を再訪しました。
ゴスペルか何かの楽しい歌を聴けるんだろうというイメージで来たのですが、ここでは想像していたものとは全く違う時間が始まりました。
列に並んで教会の中へと通されると各々席に座りました。
そして司祭の進行で儀式が始まりました。
そう、儀式です。
具体的にどういう種類がある内の何の儀式だかはわかりませんでしたが、定期的に行うようなタイプのもので、1時間半位かけてしっかりと執り行われるキリスト教の厳格な儀式といった感じのものでした。
僕は列に並んでいた人たちは聖歌隊の歌を楽しみにきた観光客と思っていたのですが、実は皆敬虔なキリスト教信者の方々のようでした。
決まった方法や流れで聖書を読み上げ、司祭の言葉を復唱し、祈り、歌い、ワインを少量飲み(イエスキリストの血を意味する)といった事が行われました。
初めてだったのでかなり戸惑いましたとにかく周りの人たちと同じようにして長い儀式を終えました。
終わった頃にはもうふらふらでしたw
経験できない事を経験できたというところではとても貴重な体験になりました。
その後はバスに乗って宿に帰りました。
帰りのバス停はすぐに見つかったのでよかったです。
本当は2時間Oxfordにも立ち寄るようなツアーがあったので、それに参加するだけでいいかとも思っていたのですが、自力で来てみて大正解でした。
とても2時間ではこの街を楽しむ事はできないと思います。
バスを降りてからは宿までがまた大変でした。
道がわからずかなりの時間をかけて歩き続けました。
途中、もう帰れる事はないんじゃないかとさせ思いましたが、どうにか最終的に宿にはたどり着けてシャワーを浴び、ベッドで疲れた体を休めて眠れたのでよかったです。
(続く)