熱帯で湿度が高い為でしょうか、シンガポールに来てから色々と物が壊れてしまいました。
それも特に精密機器という程のものではないようなもの、日本では壊れた経験のないものばかりがです。
例えばこんな品々。
日本製の腕時計
防水仕様でソーラー式のアナログ時計でしたが日本で10年ほど動いていたのにぱたりと動かなくなり、文字盤も何故か急に変色してしまいました。
PC用ハードディスク
USB電源式のポータブルのものでしたが、急に電源が入らなくなりました。ショック!
macbookのアダプタ
急に充電ができなくなってしまい交換する事に。
マウス
電池を変えてもうんともすんともいわなくなってしまいました。1万円近くもしたのに。。
エアコンのリモコン
電池を変えても動かなくなり、液晶も変色していました。しかも二個も。
リモコン専門店という面白い店があり、なんとかそこで中古の同じものを購入できました。
計算器
普通のソーラー電池のものですが、いくら窓際で太陽の光に当てても何も表示されなくなってしまいました。
これは全てシンガポールに来て1年から3年くらいで起きた事で、この期間はずっと同じ築30年程の古い物件に住んでいました。
その頃は換気の為に窓を開けて出かける事や、エアコンをつけずに扇風機で過ごす事もよくあったので、もしかしたらそれが原因かもしれません。
湿度にやられてしまった気がします。
シンガポールは常夏で湿度は大体通年80%前半位です。
東京の夏の湿度は大体75-80%位なのでちょっと高い位かもしれませんが、それが一年中続く訳です。
この古いコンドミニアムでは日本では経験しない事が本当によく起こり、何度も色々な業者を手配しました。
数々のトラブルを経験してよく勉強になったような気がします。
(遭遇した問題)
・クローゼット引き出し修理(釘が抜けて引き出しの前板が外れました)
・バスルームのタイル修復(一枚15cm位のものが壁から剥がれて割れたので交換しました)
・ガスコンロ交換(火がつかなかったり、突然燃え上がったりしました)
・キッチン蛇口交換 (水漏れが発生しました)
・キッチンパイプ修理 (床のあたりから水漏れがありました)
・天井防水加工 (キッチンの天井からぽたぽたと水漏れが発生した為、何か防水性の塗料のようなものを塗ってもらいました)
・シャワールーム床材工事(下の階の方から天井からの水漏れの苦情がありセメントのようなものを入れ直して補強しました)
・給湯器交換 (お湯が出なくなりました)
・トイレの詰まり修理 (詰まってしまい業務用の機械で吸い上げてもらいました)
・便器交換 (便器底面にひび割れがあり水漏れが発生しました)
・洗濯機修理(動かなくなったので業者を呼びましたがゴミが溜まっていただけでした)
その他、ある日突然昼間に停電が起きた事がありました。
オーナーにはブレーカーを確認するように言われたものの、どこを探せどブレーカーが見つからず、オーナー自身もなぜか場所を知りませんでした。何故?(笑)
他のユニットの方に助けを求めてどこにブレーカーがあるか見せてもらったり、逆にこちらのユニットに来てもらって見てもらったりもしましたがわからず。
最終的に探し回った結果、物置部屋の壁にブレーカーパネルがある事がわかりました。
物置にも人が住んでいた為、すぐには確認できなかったのですが、どうにかその人に連絡をして帰宅後にパネルを確認してもらいました。
(シンガポールでは割と一畳位の物置に小さなベッドを置いて人に貸し出す事が行われたりしています)
するとオフになっていたスイッチがあり、それをオンにした後、ようやく復旧に至りました。
そんな訳でシンガポールに来た当初は色々とありましたが、一年半ほど前に引っ越した今の住まいでは新築で窓を開けて出かける事もなくなった為か何もトラブルは起きておらず、物が壊れるという事もなくなりました。
物件選びと湿度対策は重要なのかもしれません。
それではまた