シンガポールの病欠休暇制度

 

シンガポールでは有給休暇とは別に病欠休暇が付与されます。

 

そして大病とは言わず風邪程度でも使えるのが良いところです。

 

年間2週間位の付与が一般的のようですが、日本のように風邪等で休む際に有給休暇を充てなくて済むので有難い制度です。

 

病院に行って診断書を出して貰い、社内で申請すれば休暇が得られます。

 

診断書の事をMC(Medical certificate)と言いますが、シンガポールでは体調が悪くて休みを取る時は「今日はMCを取るね」といった言い方をします。

 

Sick leaveを取るという言い方はあまりしないようです。

 

なんでも与えられた2週間をフルに使い切るのがシンガポール人にとっては普通なんだとか。

 

本当のところはよく分かりませんが、貴重な有給を風邪なんかに使わずに済む制度は助かります。

 

タイでは年間30日間程も付与されるんだとか。

 

それでも日本は実は祝祭日が多い国だったりするので、一概に日本が働きすぎで休暇が少ない国という訳ではないようです。

 

実は日本の祝祭日の日数は世界トップレベルだったりして年間20数日あるのですが、一方シンガポールは年間10日程度しかありません。

 

ドバイ(UAE)の年間祝日数もシンガポールに近く、更には官公庁以外は週休1日が多く、休みは日曜日ではなく金曜日なんだとか。週休2日のところは金、土休みのようです。

 

EUはというと年間最低30日間は休暇を付与しなければならない法律があるようです。

 

どうりで1ヶ月位のバカンスにも行ける訳です。

 

日本人は働きすぎのイメージでしたが案外休暇についても恵まれた国のようです。

 

調べてみないと分からないものですね。

 

 

それではまた