空港泊、フライト欠航時の乗り切り方(成田空港第一ビル編)

今日から12連休でタイ旅行です。

 

フライトは10:40成田発のバンコク行き。

 

大型台風19号の直撃の日でしたが、台風が上陸するのは午後なので大丈夫だろうと思い、朝に家を出ました。

 

雨は少しは降ってはいたものの小雨程度、その代わり風は時より強くふいていました。

 

自宅から駅に向かって歩いていると突然吹き付けた風で傘の骨が曲がってしまった程です。

 

まあ傘に関してはビニール傘で乗った列車にそのまま置き忘れてきてしまったので問題はなかったのですが。

 

乗り換え駅でいったん電車を降りた後は緑の窓口へ向かいました。

 

成田エキスプレスのウェブ予約に問題が起きたので窓口で切符を買う為です。

 

発車時間ぎりぎりの切符を購入したので発車まで残り3分!

 

全く余裕がない中、夢中で窓口から乗り場へ駆けました(笑)

 

今回は人生初の成田エクスプレスで空港に向かいます。

 

 

 

 

成田エクスプレスというのは出張者や金持ちの乗る何か特別な電車というイメージがあり、今まで乗った事がありませんでした。

 

今日は急いでいたのと気まぐれとで乗ってみる事に。

 

プラットフォームでは台風の影響で車両は通常の半分の数になっているというアナウンスが流れていました。

 

成田エクスプレスを使うと東京駅からはたった一駅で成田空港第二ビルまで行けます。

 

驚異的です。

 

今まで自分が耐えてきた数えきれない程の停車駅と2時間近くもの乗車時間は一体何だったんだろうと思ってしまいます(笑)

 

車窓の風景

 

 

外はどんよりとしていますがまだまだ台風は近くには来ていません。

 

座席は広くヨーロッパの特急列車のような感じでした。

 

 

しかし走ってから1時間弱程したところで電車は急に停車してしまいました。

 

社内アナウンスが流れ、それによると千葉県内の電源設備の停電の影響との事でした。

 

原因調査と安全点検の為、電車は立ち往生。

 

あとほんの10分位で空港に到着というところだったので少しもどかしいところです。

 

 

近くの席では帰国の為のフライト時間に間に合わない為か若い外国人女性がむせび泣いていました。

 

旅の最後に気の毒なものです。

 

それでも何とか1時間後位には停電も復旧して電車が動き出し、空港に辿り着けました。

 

まずはフライト情報を掲示板で確認。

 

 

するとそこにはあいにく赤く”欠航”の文字が。

 

 

何せ今日は台風上陸の日。

 

当然と言えば当然です。

 

仕方なくホテルを探すと成田市全域のホテルで一室も空きがありませんでした。

 

欠航便がでるだけで泊まるところが無い程に成田中のホテルの部屋が埋まるなんて随分意外な気がしました。

 

数十キロも離れたところにしか空きのあるホテルはなく、試しに漫画喫茶に電話をかけてみると昼には閉店してしまうとの事でした。

 

もちろん民泊等の他の手段も考えて確認しました。

 

ラブホテルでさえもです(笑)

 

しかし結局一室も空きはなく今日のところは空港泊を覚悟しました。

 

と言って空港泊というものがどんなものなのかよくわかりませんでした。

 

どこか他人事のような気がして、今夜の自分の状況がどういったものになるのかあまり想像がつきませんでした。

 

明日電車が動くかどうかも分からないので東京に帰る訳にもいきません。

 

最悪の場合家に帰ってぐっすり寝たら翌日飛行機は飛べるのに空港までは辿り着けないという事態になりかねないからです。

 

リムジンバスは翌日全便運転見合わせ(安全確認ができ次第運転再開)という状況でした。

 

電車は安全確認ができ次第、便を縮小して様子を見ながら運転といったところです。

 

泣きを見ないためには空港泊で1日だけの辛抱をし、以降は楽園の日々をタイで送るしかありません。

 

 

雨脚の強まった午後の滑走路

 

 

滑走路を眺めているとわずかにですが飛んでいる便もあるようでした。

 

それでも掲示板を見ると本格的な台風の上陸後はこんな感じでキャンセル一色です。

 

 

 

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