朝宿を出て、特にプランもなかったので適当に散歩してみる事にしました。
服飾雑貨店があったり
独特な色彩のお寺があったり
テイクアウトの菓子が準備をされているのが見えたり。。
そんなものを横目に歩いていると、昨日の夜に見た緑色の屋根のお寺が見えてきました。
昼間見るとだいぶ印象が違って見えます。
夜は夜で綺麗ですが、昼は昼でまた違って見えていいものです。
もう少し歩いていると何やら中国系のお寺が見えてきました。
面白そうなので入ってみる事に。
東南アジアによくある雰囲気の中国の寺という感じです。
実際に中国の寺とは似ているんだろうか。そのうち中国に行く事があれば比べてみたいです。
立派な墓石
脇には綺麗な彩色の屋根と壁が見えました。
屋根に黄色がぴっと入っているところが締まった感じがしてちょっと珍しい色調なような気がしました。
境内を歩いていると向こう側にも何か大きな建物が。
何だろう。
気になったので入ってみました。
2階へ上がると大理石のフロアに立派な仏像が飾られていました。
広々としていてベランダにも出れるようになっています。
ベランダからの景色。さっきのお寺も見下ろせます。
お寺の見物を終えてまた歩き出す事に。すると土産物屋を発見。
日本語プリントのTシャツが売っていました。
そしてドラえもんも。ちょっと欲しい。。(笑)
まあでも使い道がないのでやめておきました。
こういう類のものを我慢せずに集めてみても面白いかなとも思うこの頃です。
そして店を後にしてまたこんな道を適当に歩いてきます。
年記の入ったカフェ。入ってみたくなるカフェがいくつも見つかる街はいいもんです。
これは何だろう?入り口には図書館の文字が。
入ってみると実際に本の貸し出しをしている普通の図書館でした。観光施設ではなさそうです。
読んで理解できるものはなさそうですがなかなか雰囲気があって面白い場所です。
近くにはまたお寺が。
壁には虎。彫刻で立体的になっていてちょっと笑顔になっています。
日本の虎は皆厳めしいものしかない気がするので珍しいものを見たような気になります。
そしてまた見つけました。日本語Tシャツ。”東京リアル大阪”というややこしさ(笑)
そして近くには面白い建物が。
こっちはオラウータンハウスという国際的に活躍する有名な画家チャールズ・チャムのアトリエ兼、ギャラリーでオラウータンの絵柄が入ったプリントシャツ等を販売しています。
なぜオラウータン?と思いましたが、中国と言えばパンダ、オーストラリアと言えばコアラとカンガルーといった感じで、マレーシアを代表する動物なようです。
オラウータンの生息地は現在マレーシアのボルネオ島とインドネシアのスマトラ島だけなんだとか。
近くには中央広場と同じ色のピンクの建物もありました。
かと思えばこんなポップな色調の建物も。
こういう色の組み合わせはよくある気もしますが、微妙にくすんだような色を選んで使うところが何だか印象として独特な感じがします。
レトロなカフェ。こういうところにも入ってみたいもんです。
こちらは対照的に綺麗な庭園付きのカフェレストラン。
そろそろ食事時という事で入ってみる事にしました。
中もかなり綺麗です。
CTB laksa 16.90 RM (魚ベースの麺)
pineapple mojito 12.00 RM
合わせて800円位
また歩き出すと中央広場近くの川にたどり着きました。
そして川から歩いて広場の教会に行ってみる事に。
夜になると広場周辺には観光客向けのネオンを炊いたキャラクター人力車のようなものがわんさか走っていますが昼間も少しは活動しているようです。
ハローキティ
ピカチュウ
ドラえもん
そして車輪もドラえもん(笑)
ピカチュウ
ひとまず教会の中へ入ってみました。
片隅にはドラムセット。何故?(笑)
一体どんな賛美歌を歌うんだろう、何だかファンキーそうです。違うか。
≈
そして今度は博物館の方へ。
ようこそ当博物館へ的な入り口から中へ。
ここはオランダ統治下時代の市役所の建物なんだそうです。
マラッカ の歴史や文化を知る事ができる展示物が並んでいます。
マレーと中国と西洋の文化が入り混じったような感じです。
この左の服はちょっと着てみたい気がしました。
イスラム文化は何となく模様や文字が芸術的でちょっと興味が湧きます。
漁師
総督?
そして中庭へ
ポルトガルとオランダの統治時代を経ているのでその趣が残っています。
博物館を出ると壁画アートが。
近くに小さな博物館もありました。
軽く覗いてみましたが書物が多かったです。
ちょっと歩くとまた別の博物館がありました。
何だろう。
政府関係者の車なのか存在感のある黒塗りの車が玄関についていました。
中に入るといくつもの国旗が垂れ下げられてカラフルでアートな空間になっていました。
ここも軽く見物してみました。
外には不思議な鳥が。何の鳥だろう。
そしてまた川辺に戻ってきました。
近くにそびえる真っ白で綺麗な教会
それもいいですが、僕はスイカに夢中でした。
スイカが丸ごとジュースになっていて果肉も楽しめます。夢の飲み物!
ジュースの量もたっぷり入っているので水分補給もしっかりできて炎天下には最高の友でした。
スイカで体力を回復させた後は丘の上へ上がってみる事に。
丘の上にはフランシスコザビエル像が。何でもザビエルはここマラッカから布教活動の為に日本に旅立ったのだそうです。
丘からの眺め。
ここに建っているのはセントポール教会礼拝堂史跡です。
1521年にポルトガル軍によって建てられたのだとか。
立ち並ぶ墓石。付近の墓地の撤去に伴いここに運び込まれたようです。
そして丘を降りて歩いていると広場に電車が展示されているのが見えました。
車内に入ってみるとなんと土産物屋(笑)電車グッズを売っている訳ではないところがまた不思議な世界感です。
他にも飛行機があったり
そして作業車も展示されていました。
近くにはリング状の稼働式展望台が。
これでぐいーーーンと空高く昇っていける訳です。
船の展示もあったりします。
こちらは中に展示物があり、見物できるようになっている船の博物館です。
随分歩いたので昼ごはんです。ナスとひき肉の餡掛けのようなものを食べて活力を補いました。
一休みできた後はまた活動再開。こちらは博物館です。
博物館の中の展示を見るよりも建物を見る方が好きなので外観を楽しんで通り過ぎました。
アイスクリームの屋台
何だろう、色々並んでいます。
最高のB級スマイル(笑)
デザートカフェ
カフェレストラン
猫!
歩きくたびれたのでカフェで休憩。
落ち着く店内。ここで日が暮れるまでだいぶゆっくりさせて貰いました。アイスコーヒーが沁みます。
腰を上げてカフェを出た後はドーナツを購入。散歩再会にあたっての最高のおやつです。
活力を取り戻してこんな綺麗なモスクまで足を伸ばせました。
まあタクシーで来たのですが、そういう気になるまでのエナジーが沸いたという事で(笑)
Masjid selat melaka という水上モスクと呼ばれる場所です。
エメラルドグリーンのライトに照らされてどことなく幻想的です。
高くそびえる塔も存在感があります。
ひとまず正面入り口へ
不思議な形と装飾の未知の世界への入り口が待っています
靴を脱いで上がってみました。
中は天井の高い祈りを捧げる為の空間が広がっています。
どうしても見過ごせないものも置いてあってつい気になってしまいます。なぜここにマッサージ機(笑)
そして自販機まで(笑)割とラフというか実際的というか。
売られているのはカップ麺やチョコレート菓子等でした。
駐車場の猫。中々見ない姿勢で体を伸ばして車のボンネットの上で寛いでいます。
その後はまたタクシーに乗りポルトガル村へ。マラッカ を統治していたポルトガル人の末裔が暮らしている地区です。
ポルトガルスクエアという観光ガイドに載っていたフードコートに来てみました。
ポルトガル村とあって店員の方々は皆ポルトガル人の方々でした。
他の場所の食べ物と比べると少々値段は高いですが、頼んだイカ(1000円弱位)は結構うまかったので来てよかったと思います。
イカ墨に甘いガーリックの香りと油が溶け込み、ピリッと唐辛子が効いた味です。
イカ墨パスタ、リゾット位しかイカ墨料理を知らなかったので、イカ墨が好物の僕は大満足でした。
Squid black pepper sauce RM30
Guinness RM 19
周りは静かな沼地のような感じになっていて小舟が浮かんでいたり、小さな木造の家のようなものが見えました。
そうかと思うと巨大で近代的なホテルのようがぽつんと1つだけ建っているのが見えたりもしました。
海に向かって歩道が渡してあって暗い水辺を眺めながらボーッとする事もできます。
一帯は普通の住宅街です。
低層の平屋の一軒家が立ち並んでいます。
シックな洋風の建物や日本家屋のようにも見える建物等が並び、特にポルトガルだなという感じはしませんでした。
そんな感じでポルトガル村の周辺を歩き回り、歩き疲れた後はタクシーでホテルに帰りました。
芝地にいた犬
(続く)