何故シンガポールで働くのか

 

海外転職をしたい。

 

そう思って何故シンガポールで働く事にしたのか。

 

結論を言うと、紹介して頂いた仕事がたまたまシンガポールのものだったからです。

 

特にシンガポールだけに絞って探していた訳ではありませんでした。

 

ただ求人情報は圧倒的にアジア圏のものが仕事内容や給料が具体的で情報も多かったので、始めの頃はマレーシアの求人を見たりしていました。

 

僕の場合は以下のような条件で働ければと思い、職探しをしていました。

 

 

 

・英語圏

・給料水準、貨幣価値に不安がない

・労働ビザが取りやすい

 

 

 

具体的な求人を見ていくうちに色々と思う事はありました。

 

例えば。。。

 

 

 

銃社会は避けたい

 

極端に治安が悪い地域は避けたい

 

収入は極端に下げたくはない

 

それでも物価が半分なら希望給料の半分程度でも仕方ないのかもしれない等々。。

 

 

例えばデトロイトの求人を見てから地域の治安の事を調べたり生活をイメージしようとすると、自分にとっては違うような気がしていました。

 

正直アメリカにはアラスカ以外に行った事がないのであまりイメージ自体が湧きませんでした。

 

ニューヨークは五番街とブロードウェイがあるから繁華街だ、他のところはきっと何もないに違いない、その位のイメージしか(笑)

 

ヨーロッパに関しては敷居が高いような気がしていました。

 

労働ビザの発給サポートをしてまで日本語を話せる人材を積極的に雇おうとしているような求人があまりなかったような気がします。

 

それに日本語を活かせる求人以外に応募する事は現実的ではないと思っていました。

 

そもそも外国人を労働ビザを出して雇うには自国の人材では事足りない何か具体的な理由が必要だからです。

 

そういった求人の要件としては日本語や高度な専門知識が必要になってくる訳です。

 

そのうちに東南アジアの求人情報を扱っている転職サイトに登録し、そこで転職エージェントの方から連絡を頂きました。

 

その方が紹介して下さったのが今就業している会社です。

 

面接はskype通話だけで済み、内定を頂いた後に労働ビザが発給され、シンガポールへ発つ事になりました。

 

大体こういったskypeを使った簡単な方法での面接が多いようです。

 

日本拠点がある企業であれば日本での面談を行う場合もあるのだとか。

 

日本で行う日本企業の転職活動よりも余程簡易的です。

 

 

思い返せばカナダでワーキングホリデーをしていた頃、屋台でバイトをしていた時にお客さんからふとオフィスで働けばいいのにと言われた事がありました。

 

その頃はそんな事は特別な人がする事で、自分には到底できない事だと思っていました。

 

時を経て今こうして海外に来てオフィスで仕事をしている事が今の自分にとっては当たり前の事であっても、ある時点の自分には夢のような事だったのだと思う事があります。

 

そう思うと時間をかけて少しずつ自分にとって必要な方向に進めていけているような気がします。

 

海外で働く事なんて相当難しい事なんじゃないかと思っていましが、実際は全然そんな事はありません。 

 

国にもよりますが、労働ビザはたいがいどこかの国では取れると思います。

 

ビザの手続きは企業の面談を受けて内定を貰えば後はその会社の人事担当の方がどうにかしてくれます。 

 

自分がやるのは転職サイト等への登録、仕事への応募、面接だけです。

 

内定を貰ったら労働ビザの申込書記入、大学の成績証明書、卒業証明書の英語版の取得等を済ませ、それらを人事担当者にPDFで送付します。

 

そしてビザがおり次第海外に発てる訳です。

 

 

海外生活、これからどうなるか、どうしたいかもよくわかりませんが、僕は人生の通過点上でこういう現地採用生活の経験ができて良かったと思います。

 

年々ビザの要件が厳しくなってきてはいるようですが、アジアで短期的に働きたいだけであれば英語圏で貨幣価値も給料水準も安定しているのでシンガポールは良いと思います。

 

長期的な事を考える場合にはビザの更新、更新できない場合の第三国のプランも含めて考えると良いのかもしれません。

 

 

 

という事で今回は僕が何故シンガポールにいるかという経緯をお話しました。

 

 

 

それではまた