今回はシンガポールで見つけた面白いパンをご紹介します。
僕がシンガポールに来たての頃、初めて街に繰り出した際に見つけて驚いたのがこのパンです。
何か粉のようなものが大量にかかっていますが何だかお分かりになるでしょうか。
実はこれ、鰹節です。
そして具はというと。。
中には何の具も入っていません。
スカスカです(笑)
鰹節がかかっているだけで中は空洞の柔らかいパンというのも何か虚しいような気がしますが、おかかおにぎりが米と鰹節だけである事を考えるとそんなにおかしい事でもないのかもしれません。
でもやっぱり具なしのたこ焼きを食べるような、何か腑に落ちない感じがしてしまいます(笑)
そんな鰹節パンですが、シンガポールでは割と人気のようです。
このパンだけ売り場面積が他のパンよりも圧倒的に広く、何十個も並べられているので主力商品なんだと思います。
シンガポール人にとってはやみつきになるようなたまらないパンなのかもしれません(笑)
シリアル入りのスパイシー味もあります。
そしてこんな看板も見つけました。
”OiShii Japan”と日本語表記がされています。
実物はこんな感じです。
こちらはコーンのパン。
Corn banwa = コーン、ばんわ = こんばんは
どうやらダジャレのようです。
そしてこちらはちくわのパン。
Konni Chikuwa = こんにちくわ。
何か子供の頃に見たアニメの世界のダジャレの再現のような気がしてきます(笑)
続いてこちらはチーズケーキの Hai! Cheese = はい、チーズ
なるほど。
最後は枝豆チーズのパン。
“Edamame Chiizu”
ん?
これだけダジャレではないようです。
でもチーズがちゃんとchiizuとひらがなをローマ字書きにしたような綴りになっています。
こんな感じで多民族国家のシンガポールではパン屋で日本の文化を垣間見る事もできたりする訳です。
是非他の国のパン屋も新たな発見をしに回ってみたいところです。
それではまた